トラックレースの計測

ロードでのマラソン大会の以外にも、主催者の方が気軽にはじめられるマラソン大会では「トラックレース」があります。大会を開催するにあたり、開催までの難易度で整理すると以下の3種類が挙げられると思います。

  1. 公道を用いたロードレース
  2. 決められた敷地内で行うロードレースやマラソン
  3. 陸上競技場(トラック)でのレース・記録会

が挙げられます。細かな大会の特徴や開催までの難易度については、また別の機会に記事にしたいと思います。
弊社でへの依頼でやはり多いのが(3)の陸上競技場(トラック)でのレース・記録会です。開催するには、陸上競技場の貸し切りを申請して、エントリーサイトで人を募集すればOK。開催するのに特別な許可も必要ありません。

東日本大震災下で、マラソン大会の開催がのきなみ中止になったすぐあとくらいに、私たちは有志で「オトナのタイムトライアル」(OTT)をトラックで開催しました。当時人気の大会が多くなかなかレースそのものに参加できなかったこともあり、トラックなら、有志でも大会が開催できるし何よりも「市民ランナーがつくる市民ランナーのための大会」といった誰でも参加できる敷居の低いマラソン大会を作りたかったということがあります。

その後、コロナ下においてもマラソン大会が激減。こちらも都内いろいろな競技場でいろんな業界関係者がトラックレースを開催されて、いろいろお手伝いをさせていただきました。今現在(2025年3月時点)でも、週末になればどこかのトラックで記録会やレースが開かれています。

プライのトラック計測

使用する計測機器について

弊社ではトラックレースにおいては、基本的に回収型(アクティブタグ)の計測タグと機器を使って計測を行います。
というのもアクティブタグの特徴でもある
・計測マットが薄くスピードを出して走るときに気にならない。
・計測頻度が高いためより計測精度が高い機器が求められる
・回収型でコストが低く抑えられる
といった特徴が気軽に開催したい、というトラックレースの主催者の要件と合致するからです。
もちろん、回収に手間をかけたくない、という主催者様にはメリット・デメリットをお伝えしたうえで、使い捨て型(パッシブタグ)での計測も可能です。

ラップタイム表示でレース満足度を後押し

競技場付属の電気計時システムと異なるのは、計測マットを引いた場所を通過するたびにラップタイムが生成されること。たとえばゴール地点に計測マットを置いたとします。400mトラックで5000mであれば13周と200m走りますので、計13回のラップタイムをほぼリアルタイムで見ることができます。
これこのとおり

5000mラップタイム

ペースがどこで上がったか、下がったか、最後上げられたか、みたいなことがよくわかりますね。
順位・タイムの推移もグラフで出せます。
これこのとおり

ラップタイム・順位のグラフ

いいですよね、ラップタイムみながら「ぐふふ、」なのか「よしよし」なのか「うーん、、」なのかなんだかいいながらお酒のめちゃいますよね。これを応用すると、以外と計測されることのほとんどない1500mでの1000mのラップも取得できます、のでお酒のつまみが増えちゃいますね。
ちなみに、計測器を200m地点において200mごとのラップ取得も可能です。
これこのとおり

5000mレースの200mごとのラップタイム

記録証だってすべてのラップタイム入りで自由なデザインで生成できます。
ここまでいくと「わーい、記録証がラップでいっぱいだー!!」と計測屋のエゴが飛び出してきたようなうめつくされ方です、ランナーがうれしいかどうかはさておき。いやうれしいはず、しらんけど。

5000mの記録証

リザルトサイトが運営の手助けにも

弊社リザルトサイトは上記のラップをだいたい1分以内に更新していきます。トラックレース運営で大変なのは、ペースの違う人が同じ組になったとき、どうしても周回遅れがでてきてしまうこと。きっちり周回計測員がいればいいのですが、どんなに頑張ってもそこは人間の目、終わってから一周足りない、みたいなケースは必ず発生します。

そんなとき、リザルトサイトをスマホで確認してゼッケン何番の方は何周目、というのを把握することで極力周回間違いを防ぐことができます(回線状況などにもよります)。

まとめ

おかげさまで、いろんな方々からご依頼をいただいて、弊社のトラックでのトランスポンダー計測の経験値はおそらく国内でも随一なのではないかと思われます。
やはり、トラックレースといえばぐるぐる同じところをまわることもあり、なかなか面白く感じないという方も多いかと思いますが、主催者のみなさんはいろんな工夫をして参加者の方々を応援してくれています。何より距離も正確ですし、今現在の自分の走力を確認するのにとても有効であると思います。

そんな中、計測システム全体でラップタイムの提供、あるいはいろんなところでトラックレースの満足度を上げるということは、参加者のみなさんのその後のランニング生活にも貢献できると考えています。

みなさんも大会の調整に、今現在の走力の確認に、あるいは最近練習がマンネリだなあ、といったとき、ぜひ、週末のトラックレースに参加してみてはいかがでしょうか?

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